Diary
2026/04/13: 自宅のドア前にレコードが配達されたと聞いて、気が気でなかった。帰宅すると、時価5万円くらいの塊が無造作に置かれていた。想像していたよりも各々の盤の状態はよく、いい買い物をした。気をよくして、年単位ぶりに近所の立ち飲みに行った。 2026/04/12: 突然、イギリスでホームステイしていたとき、食パンに塗って食べていたヌテラを思い出し、成城石井に買いに行った。記憶では、ただのチョコクリームではなく、ココナッツの甘い風味が特徴だと思っていた。AIに尋ねたところ、ヘーゼルナッツだと言われたが、いまいちピンとこない。とにかく、ヌテラは日本のスーパーで売られているようなただのチョコクリームではないのだ。値段は900円ほどした。輸入品とはいえ高すぎる。飲みに出る気も萎えて、そのまま帰宅。 2026/04/11: 大貫妙子のWikipediaを何気なく眺めていたら、エッセイ本を出版しているらしいことを知る。メルカリに出品されていた3冊を買った。80年代に出版されたものはやや希少だが、買えない値段ではなく、近作もタイトルが興味深い。昨夜、オークションでセット売りのLP作品を競り落としたところだった。大貫妙子の人気初期作が2枚、吉田美奈子、MOON期の竹内まりや、その他諸々が同梱されており、それなりに競り上がったものの、十分お釣りが来そうな内容。あまり細かなことが書かれていない出品だったので、ややチャレンジな買い物。盤の状態がよければいいが。 2026/04/10: 在宅勤務。年度末の示達面談が無かった旨を上司に聞いたところ、面談の電話を忘れられていたらしい。あとで部長から直電が入った。今年も主任には上がらなかったが、来年は上がるラインまでは来ているらしい。給与テーブル変更に伴い、上がり幅は分からなかった。弊社に新卒キャリアはないので、わたしがフロンティア。出世競争がないというのは、ある意味イージー。ただ、キャリアが詰まないようにはしたいので、きちんと実績が伴う形にはしてほしい、と伝える。 2026/04/09: 朝から雑な仕事の振りに苛立ったが、現場のことが何一つ分からない管理層に振り回されていただけだった。定時後にも会議をする脇を颯爽と退勤。今日もサイゼリヤのごはんがおいしい。 2026/04/08: 日曜日、グレゴリー大阪に依頼したバックパックの修理費用の見積もりが上がってきた。ファスナー修理だけかと思ったが、ステッチのほつれもあったようで、思ったより高くついた。しかし、現行にない色なので、この機にすべて修理してもらうことにする。 現場労働後、久しぶりにプロパ同期と居酒屋へ。以前は彼らがディズニーランドのデートプランの話で盛り上がることに驚いたが、時間が経ち結婚もちらほらし始めたためか、その手の話題は減って、配偶者と楽しむようなドラマや映画の話が多かった。当然わたしはそのような話題の手数はなく、このような場では同年代との距離を感じる。自分はそもそも、物事の骨格や共通概念の理解に興味があり、新規性や細かな差分を追うようなサブカルチャー消費にはあまり興味がない。なので、彼らがハイソで高尚な消費を楽しんでいるというよりは、消費スタイルの違いについて距離を感じていた。あるいは一方で、新しいものにあまり興味が湧かないのは、一生涯にできるカルチャー消費量のようなものを、もうだいぶ使ってしまっている感覚があるからかもしれない。若さは一度きり。わたしについては「ライフワークDJ」「バックパック旅行趣味」といったことに関心を持たれているようで、いろいろと質問を受ける。特にDJについては解像度が低めで、最近はDJ松永のようなイメージが浸透しているようだった。「DJ松永はそういう種類のDJで、わたしがやっているのはラジオで選曲するDJに近い」といった説明で、概ね理解された様子。ただ、ラジオDJというのも例えとして古い気はしている。2軒目でちらっと聞いたJTC子会社の年収は、見込み残業などを考えると弊社(のわたし)とさして変わらない水準のようで、余計な人間関係コストや、休日のゴルフ付き合いに消耗するくらいなら、中小企業でお山の大将をやるのも悪くないかもしれない。 2026/04/07: 在宅勤務。お仕事を割り当てるお仕事。昼に買いに行った珈琲豆は、なおも値上がりしていて悲しい。桜を見に行こうかと知人とLINEをやり取りしていたが、風が寒かったので今日もスキップ。 2026/04/06: 会社の飲み会。「私生活に乾太くんとルンバと食洗器をいれたい!」と代表の前で宣言。儲かってほしい。大きな会社には敵わないにしても、わりあい良識的な会社とは思う。自社に寄ったついで、確定拠出年金制度についても聞き解決。 2026/04/05: 花見。藤田美術館の端あたりを陣取る。ちょうどよい気候。5人で9時間ほど酒を飲んでいたが、カルディで買ったワインに当たって、最後のほうはウーロン茶ばかり飲んでいた。いつまで遊べるのか。 2026/04/04: 重い腰を上げて、歯科の健診に行った。2024年の夏に前歯が欠けて他所の歯科にかかったので、実際のところは1.5年ぶり。結果は、奥歯の歯周ポケットがやや深いと言われたが、特に問題はないらしい。3か月に1回の通院は理想とされているが、自分にはやや過剰にも思える。半年に1回くらいでよさそうな印象。そもそも、1回の料金が高い気がするが、レントゲンや歯石取りをしたので、こんなものだろうか。 2026/04/03: しょうもない残業をしたせいで、知人と桜を見に行く予定を飛ばした。連絡するとひとりでマックを食べているという。すっかりその口になり、Uberで注文。 2026/04/02: 特に印象のない一日。プロパが飲み会するから出てきてくれというので出社したが、結局なくなっていた。思いつきの予定くらい、うまく調整してほしい。 2026/04/01: どうにもまとまらない違和感を抱えつつ、SNSは閉じる。エイプリルフールなのだから、すべて冗談として流れてしまえばいいのにと思う。 2026/03/31: 現場で2名退場されるので、その飲み会。肉を焼いた。経費で落ちたので、もう少し高いところにしてもよかったかもしれない。面白い話はなし。 2026/03/30: 日本近現代史を読み直していた。単語は知っているが、事件の発生順序が怪しい。 2026/03/29: 丸一日、GWの旅程を検討していて、しんどくなってしまった。AIに壁当てしていても、結局どの案も決めきれず、同じ地点を巡っている。ふて寝して覚めたあとで、一段、抽象した視点を持ってみるのはどうかと思う。年間の旅行計画を立てるために、頭にあった検討している旅行先を洗い出してみる。 ジョージア(コーカサス) 情勢次第で行きたいが、いったんGWはやめることにして、しばらく情報収集に徹する。 台湾(環島) 台湾一周。シルバーウィークと連結するのがよさそうなため、早めに旅券を確保しつつ情報収集を行う。 高知(室戸・足摺) GW案として浮上。昨年計画したが実現できなかった。単品か連結かで悩んでいるが、今はGWで一気に片付ける方向に傾いている。 北海道(稚内・利尻・礼文) 海の日前後で確定済。 インド(南北) 正月休みを使う。インドは年間を通して暑いので、気候的な面でこのタイミングしかない。 この5案で年間予算を使い切るどころかマイナスである。特にジョージアとインドが重たい。ここからはみ出す旅行(三重北部、熊野大社、高松、八戸など)もあるが、これらは思いつきで行けるため都度検討でいいだろう。考えすぎているときは、やはり書き出して外に出したほうがいいと思った。 2026/03/28: 昨夜、流れで決まったDJ出演をこなしたあとで、知らなかった飲食店のDJ現場を巡る。その都度、いろいろな人と会話になるが、自分のガサツな出力が、そのままコミュニケーションに影響しているのではないかと不安になる。思ったことをそのまま口に出してしまうので、当たり障りのない会話で切り抜けるような物腰の柔らかさが足りない自覚がある。それは、相手がそのような対応だったとき、如実に気づかされる。たいていは踏み込まない雑談ばかりで、自分から話しかけに行くコストを選んだ割に、こちらが知りたかった情報が得られず、実質的にはディスコミュニケーションに近い。おそらくそもそも相性が合ってないのだろうし、相手からは「ポジやネガの細かなことを話す仲ではない」と、ゆるやかに拒絶されている。悪い印象だけは残さないようにする態度が一層ざらつく。距離の保ち方の違いであろうが、向こうは他人からの見え方を(こちらから見て)過剰に気にしているのだろう。一見すると八方美人だが、対象は細かく選別している。そういう細かなことができることに羨ましさはあるが、その維持にも相応のコストがかかっていそうに見える。わたしには裏表がない。ただ、表がシニカルなので、なにかにつけて角のある言い方になってしまうのが問題だ。そういう個性である。いろいろと諦めて学生時代のようにくよくよしなくなったものの、やはり下手に喋らないほうがいい。自分から喋りかけに行ってしまったのが誤りだった。下手に頭が回っているときは、なおのこと後悔が多い。今日のところは寝て忘れたい。 2026/03/27: 定時退勤。通勤経路にある少し怪しい建物で、コミュニティフリマの企画があった。知人がDJ出演するというので、帰りがてらに立ち寄る。出品物を眺めて、レコードを数枚購入した。ほしい盤が安価に手に入って嬉しい。それから、ある出店者が出していたつげ義春『貧困旅行記』が目に入り、思わず手に取った。SNSで訃報を知った直後だった。つげ義春はあまり体質に合わず、そこまで読んできていない。ただ、この作品は漫画ではなくエッセイというのが気になる。掘り出し物に気持ちよくなって、少し飲みすぎて帰宅。 2026/03/26: 旅行先を決めあぐねて、調べながら寝落ちした。決断がへたくそ。 2026/03/25: 多少の残業。プロパ社員は今日も遅くまで残っていたが、なぜそこまで忙しくしているのか分からない。忙しさに慣れてしまっているようにも見えるが、実際には数字の管理が中心の仕事なのではないか。おそらくそれにも向き不向きがある。総合職採用という「全方位ができる人」という前提自体が、かなりレベルの高いものだろうと間近にみていて思う。 2026/03/24: 在宅勤務。昼休みに珈琲豆を買いに出たら、また値上がりしていた。いつもと違う品種を試そうかと一瞬思ったが、結局いつものセレクトで。 2026/03/23: メルカリの値下げ交渉には、一律「こちらの都合で下げるので、希望価格になったら買ってください」と返すことにしている。こうした交渉には正直辟易しているが、フリーマーケットなので仕方ない。向こうは安く買いたいし、こちらは高く売りたい。当然である。ただ、わたしはそのコメントさえも面倒だ。それを買ううえでの必要な情報が記載されているのであれば、購入後の多少のやり取りだけで十分ではないか。コメントのやりとりをしようが、こちらの言い値で買う人は買うし、買わない人は買わないのだ。 近年、それ以上にしんどく思うのは、文章を読まずにコメントしてくるケースだ。たとえば、服については、出品に手間をかけたくないため、タグの記載サイズと状態だけ書けば十分だと考えている。新品が売られているのだから、あとは個々人で検索してほしい。それでも寸法を聞いてくる人がいるので、「公式サイトを参照してください」と返す。その返しのあとで、さらに別のユーザーからサイズを聞かれて、イラっとしながら「上のコメントを読んでください」と繰り返す。値下げ交渉でも、「XXXX円一括!どうですか!」と勢いだけで来る人がいるが、その提案の何がよいのかさっぱり分からない。着用者のファッションについて聞いてくる人もいる。もはやどうでもいい。 コメントをしてきたアカウントを覗くと、若そうなアイテムが出品されており、いかにも学生っぽい。そりゃ一分一秒が惜しく、早く現金化したいし、早く手に入れたいのだろう。そんなやり取りばかりしていると、文章が読めず、会話も成立しない人が増えているのではないかとも思えてくる。とはいえ、それは気のせいだろうし、自分も昔は似たようなものだったのかもしれないと思いなおす。それでも相手をするのはしんどいので、結局は淡々と返すのだが。 2026/03/22: とくに印象のない一日。GWのコーカサスへの航空券がひどく高騰してしまったので、週明けにもう一度検討したい。 2026/03/21: 不要な7インチレコードをまとめてメルカリに出品した。大量のゴミを持っていることに意味はない。情報の取捨選択が前提の時代では、物理でディグする行為自体が趣味に近い。結局は「知っているか、知らないか」に帰結するように思う。たまにある場外市場の掘り出し物を狙うのは楽しいが、そのような餌箱自体が今どきは稀だ。ネットやストリーミング、DJ現場などで聴いて、自分の欲しいと思った盤をちまちま買い集めるほうが、総合的には幸せではないか。人生のあらゆるタイミングで、ほしいと思ったものを買うのが理想。コレクションとして棚に並べるのではなく、整理され、いつでも引き出せる図書館をつくる思想。ただ、そうはいっても「市場価値の高いゴミ」のようなものは、なかなか手放せずにいるのだが。 ここ数日、日米首脳会談の様子がTLに流れてくる。眺めたくなくても見てしまう。自国の女性首相がアメリカ大統領にハグしたり、ブラックジョークに対して何も言い返さないなど、一般的に見れば違和感のある振る舞いで、SNS上でも批判が多い。ただ、そうした立ち振る舞いができることで、アメリカとの外交が成立しているのかもしれない。裏を返せば、そうした対応自体が、プライドの高い欧州には取りにくいものでもあるのかもしれない。結果として、欧州諸国が距離を置くなかで、日本が間に立つような役回りを担いそうにも見える。本当にダサいのだが、いわば女好きの老人を相手にするような振る舞いだと考えると、今の日本の倫理観とアメリカ大統領に対する外交としては、悲しくもあれが正解なのかもとも思う。 2026/03/20: 二度寝して月例のDJ出演へ。今回はスピッツ楽曲のオンリーセット。いわゆるファンミーティング的な場からは距離を置いているので、普段は披露することも気が進まないが、たまにはとライブラリを整理して挑んだ。 スピッツの楽曲は思ったよりDJプレイに向いている。ロックバンドに分類されているが、自分の中では80sのニューウェーブや、シュガーベイブの系譜、現在でいえばペトロールズのようなソウルミュージック起点だと捉えている。ミドルテンポでアルペジオを多用する楽曲は案外mixしやすい。アップテンポでもカットインでイントロから繋げられる曲が多い。バンドとしてやらないことを徹底し、キャラクターを一貫させている一方で、時代ごとに流行りの音を貪欲に取り込んでいて、長く続いている理由が見える。自分にとっては高校生の頃、コンテンツが少なく退屈な田舎のツタヤで「良識的なカルチャー音楽」としてスピッツを摂取してきた。音楽遍歴のOSの一部に近いが、泥臭く、あまり人に言えたものではない。バンドが好きで聴いていたというよりも「それしか選択肢がなかった」ため、手に取っていた自覚がある。ただ、虚偽でもなおスピッツに関する自分語りを続けるのであれば、作品にもあるように「フェイクファー」、つまり偽物の、つくられた優しさである種明かしを自らあっけらかんと提示している。そういった、ほかにない商業バンドの優しさが見える点で、今でもなおスピッツが好きである。ファンの人にも刺さるクオリティのDJプレイができていることは、ひとつ嬉しい。 ほか、神戸のパーティーにピザを遠隔UberEatsした。外国人が配達していたので、詳細指示に書いた「サボリさんからです」と言ってくれたかは定かではないが、とりあえず無事に配達されたようだった。全体として、ちまちまとした進捗の一日。 2026/03/19: 関西には2つの王将ブランドがあるが、違いをよくわかっていない。大阪王将のほうにおそらく初めて入店し、オーソドックスなラーメン定食を注文。餃子の王将よりもクオリティはよかった印象。 2026/03/18: 昨年5月のジョージア往復が、相場の半額程度だったらしい。中国南方航空のお試し期間だったようで、今その路線を同額で取ることはできない。思えば、大学生のときに行ったベトナムも、広州トランジットで往復3万円、ホテル付きだった。当然いまはその値段では乗れない。それがきみのタイミング、というものか。そうしたことを考えつつ、刻一刻変化する国際情勢を眺めている。 ...